入院にはインターネット環境は絶対に必須です。ポケットWiFi(モバイルWi-Fi)をレンタルして病院に持ち込むのが、まともにネットができる唯一ともいえる方法です。
無制限として有名なWiMAXをポケットWi-Fiをレンタルしようと考えている方も多いかと思います。でもそれは考え直した方が絶対良いです。
この記事では、実際僕が入院でWiMAXのモバイルWiFiをレンタルして失敗した経験をもとに、なぜWiMAXは入院に向かないかの解説と、代替えとなる入院に最適なおすすめのポケットWiFiのレンタルサービスの紹介をしています。
目次
WiMAXの特徴
WiMAXについて詳しいことはこちらの記事で解説していますが、ざっとWiMAXのポケットWiFiの特徴、良い点と悪い点をあげると下記になります。
準無制限(入院中の一般的な使い方では実質無制限)
ポケットWiFiのレンタル価格が安い
電波が障害物に弱く届きづらい
ちなみに、旧WiMAXはすでに停波になっていて現在は使われていません。ここでいうWiMAXとは全てWiMAX2+についてとなります。
WiMAXについてもっと詳しくはこちら
WiMAXのポケットWiFiが入院にはダメな理由
使い放題といえば、WiMAXが昔から有名です(実際は準無制限ですが)。このWiMAXの電波を受信するポケットWiFiのレンタルサービスもあります。
しかし、WiMAXのポケットWi-Fiは入院には向きません。何故かというと、上であげた『電波が障害物に弱く届きづらい』という特徴が大きく影響しています。
WiMAXの電波は、コンクリートの壁や鉄筋などの障害物に非常に弱く、建物の内側に電波が届きづらい仕様で、病院のようなカッチリとした鉄筋コンクリートの大きな建物とは非常に相性が悪いのです。また高層階も苦手です。
大部屋で入院の場合、通路側(廊下側)のベッドになった場合、電波が届かないリスク大です。その場合は、電波を探して低層階のラウンジなどの窓の近くに移動する必要が出るかもしれません。運良く窓側のベッドになったとしても、安定的に電波が届く可能性は高くはありません。しかも高層階に行くほどに安定度は低くなります。
入院にWiMAXのモバイルWi-Fiのレンタルをオススメしているサイトも見かけます。僕も最初はそれを鵜呑みにして、病院に持ち込んだことがありますが、電波が不安定で、痛い目を見た経験があります。
実際、僕は東京都中野区の病院の5階に入院したときに、一度WiMAXのポケットWiFiをレンタルしましたが、窓際に置いても電波が途切れ途切れで、わざわざ低層階のラウンジの窓際に移動して利用した経験があります。
またその低層階で移動しながら電波チェックをしてみたところ、やはり窓から遠くなるにつれて電波はなくなってしまいました。
入院時のモバイルWi-Fi体験談はこちらの記事で。
以上、電波安定度の理由から、入院という用途ではオススメできません。
う〜ん、病室に電波が届かなかったらかなり面倒だなぁ〜
そうだね。入院生活中に電波が届かないリスクを負うのはオススメできないですね。万が一電波が悪かったらかなりのストレスです。。。入院生活ではできるだけストレスは取り除きましょう!
入院に最適なポケットWiFiは何?
WiMAXがダメとなると、入院ではどのポケットWiFiが最適でしょうか。
入院は時間もたっぷりですので、無制限で容量(ギガ)を利用できる、使い放題サービスという条件は外せません。
病院の重厚な鉄筋コンクリート作りにも負けない強い電波となると、やはり携帯電話でメインで利用されている電波になります。 そんな安定性抜群の電波を受信し、かつギガ無制限のモバイルWi-Fiのレンタルサービスは、価格が割高になる傾向がありますが、探し出した格安ショップTOP2をご紹介しておきます。詳しくはこちら(入院にオススメのポケットWiFi)の記事で。
(A)ソフトバンク 501HW/グローバルモバイル
参考価格:1日432円/1ヶ月上限5400円 ※往復送料・税込み
※期間限定で往復送料(1100円)が無料になるキャンペーンを行なっていてお得!(自動適応、上記参考価格に反映済み)(11日〜17日間)以外のレンタル期間で最安値です。
(B)Y!mobile 502HW/WiFi東京
参考価格:一週間4180円/二週間4950円(15日プラン)/1ヶ月(30日)7700円 ※往復送料・税込み、赤字は最安値
(11日〜17日間)のレンタル期間で最安値です。
(注意)こちら(B)のモバイルWi-Fiは(A)とは違い、厳密には容量無制限ではありません。月間制限はありませんが、直近3日間で10GBの緩めの制限があり、超過すると翌日の18〜25時の速度が1Mbps(標準画質の動画なら十分見られる程度)となり、テレビのような大画面での高画質動画や複数人での同時利用に支障がでる可能性があります。
しかしご安心を。制限の基準、制限時間帯、制限速度いずれも緩めですので、入院の場合はほぼ問題にはなりえません。もしも使い過ぎてしまった場合、制限されることも考えられますが、制限後でも、1人での使用でしたら、スマホやノートPCサイズの画面サイズには十分な標準画質での動画は見られますし、インスタやネットサーフィン、音楽ストリーミングは余裕で楽しめます。
つまり入院においては実質無制限と考えて良いサービスとなります。
入院にオススメのポケットWiFiについてこちらで詳しく説明しています
まとめ
以上、入院にはWiMAXのポケットWiFiは、病院内でも電波安定性の観点からやめておきましょうという記事でした。
病室内のベッド上でも、ストレスなくちゃんと使えるモバイルWi-Fiをしっかり選ぶことが肝心です。
WiMAXの代替として、こちらの無制限電波抜群のポケットWi-Fiが、入院にはベストとなります。
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