フレッツ光は遅い?それなら早くしよう!たったこれだけ

(最終更新2019-05-17)

ここ数年、夜9時〜12時ごろのいわゆるゴールデンタイムのフレッツ光の回線スピードが著しく遅くなっています。地域によってNetflixやHulu、youtubeなどの動画を大画面で見ていると、読み込み中で止まってしまったり、画質が著しく落とされてしまうことがしばしば起こっています。

この記事では、フレッツ光が遅い原因と、早くする方法をご紹介します。

フレッツ光が遅い原因

フレッツ光で家からインターネットに繋ごうとすると、ざっくり言うと、NTTの設備を通り、さらにプロバイダーの設備を通って、見たいウェブサイトなどに到着します。

フレッツ光のルート

そのどこに原因があるのか探ろうとして、NTTの設備内(内網)の速度を図ってみると、全く遅くないことがほとんどです。

そのことから、プロバイダーが悪い!プロバイダを他に乗り換えれば速度は改善する!という風に安直な案内をしているサイトもありますが、これは間違っています。

実際僕は以前大手BIGLOBEから大手So-netにプロバイダを乗り換えたことがありますが、どちらも夜は非常に遅かったです。どのプロバイダーも今はクレームの嵐ですので、自前の設備の増強には必死です。設備増強のリリースを見ると、ほとんどフレッツ光のプロバイダーは最大限に設備増強をしています。

それでも遅いのです。それはなぜなのでしょう。

実は、NTTとプロバイダーの接続部がボトルネックになっているて、そこが原因で、混雑時に著しく速度低下しているのです。

フレッツ光のボトルネック

なのでこのボトルネックを増強すればフレッツ光は早くなるのですが、それがなかなかされていないのです。

理由は以下。

この接続部はNTTが管理しています。でもNTTにクレームをしても、先ほどと同様の理論、『NTT内網の速度を測ってみてくださいよ、遅くないでしょ?うちは悪くありません。』となってしまうのです。

フレッツ光のボトルネック

実際プロバイダーはNTTに対して増強の要求をバシバシ出しているのですが、NTTが重い腰を上げないのです。 なので、現在、プロバイダーに関わらず、フレッツ光はどこも遅い状況になってしまっています。

残念ながら国からの指導でも入らない限り、この状況は変わらないでしょう。

ボトルネックを回避してフレッツ光を早くする方法

そんな中悩み抜いた一部のプロバイダーは画期的な方法を導入することにしました。通常のipv4(PPPoE)という接続ではなく、ipv6(IPoE)という接続技術を用いたインターネットを導入したのです。

IPoEでフレッツ光を早く

これはボトルネックになっている接続部を回避できるので速度低下がほとんどありません。

これを利用するには以下の手順を踏みます。

  1. ipv6(IPoE)オプションに申し込む

    プロバイダのマイページなどから、申し込みます。ただ、残念ながらこのオプションを提供していないプロバイダもありますので、その場合はプロバイダの乗り換えが必要です。また、一部プロバイダは初期設定で適応済みなので申し込み不要です。

    このオプションを適応するだけで、ipv6に対応しているサイトへアクセスした場合の接続は早くなります。

  2. 対応ルーターを使用

    ipv6(IPoE)に申し込むだけでは、一部の対応サイトへの接続しか早くなりません。

    全てのウェブサイトへのボトルネックを回避するには、IPv4 over IPv6という技術の利用が必要です。

    この技術はDS-Lite対応のルーター(Wi-Fiルーターなど)もしくはプロバイダによってはMAP-E対応ルーターを用意すれば利用可能です。(約6000円〜)

    ルーターが用意できたら、設定でDS-Lite機能(MAP-E機能)をONにすれば快適インターネットが戻って来ます。

    NEC PA-WG1200HP3 11ac対応 867+300Mbps 無線LANルータ(親機単体)

    価格:5,968円
    (2019/5/15 03:57時点)
    感想(1件)

もしくはMec光に変える(これが一番楽で確実)

なんだ、ルーターを買う必要があるのかい!なんか面倒臭そう、、、とショックを受けた方もいるかとしれませんね。

そんな方も心配ありません。シンプルな良い方法があります。しかも大概の場合、今のフレッツ光の料金よりも安くなります。(戸建タイプで月額4500円、マンションタイプで月額3500円)

それは、MEC光 というexciteの提供するフレッツ光コラボのサービスに乗り換える方法です。

フレッツ光コラボとは、フレッツ光と技術的に全く同じものを、プロバイダー等のコラボ事業者一社が取りまとめてユーザーと契約するものです。実際はフレッツ光と同じにも関わらず、その分料金が安くなります。

フレッツ光のボトルネック

そのメック光では、対応のルーターがたった月額プラス100円でレンタルできますので、全てのサイトでipv6の高速インターネットが利用できます。またこのルーターは最新のWi-Fi規格にも対応していてかなり高品質ですのでWi-Fiルーターを購入したかった、新しくしたかった、という方にもぴったりです。

設備はフレッツ光と同じものをを利用するので、転用という契約変更をすれば、工事いらずで簡単にMEC光 にすることができます。もちろん工事料金はかかりません。また、インターネットができない期間も発生しません。

※現在フレッツ光を契約していない方、もしくは他の光コラボに加入済みの方は、新規で契約することが可能です。

フレッツ光コラボって大丈夫?

光コラボに不安を抱いてる方のためにご説明します。

上で説明したように通常のフレッツ光とフレッツ光コラボの違いは、NTTとプロバイダーの二社と契約するか、もしくはNTT部分までひっくるめてプロバイダーなどのコラボ事業者一社と契約するかに違いがあります。

そのため、フレッツ光のにはプロバイダー部分のみの乗り換えができるメリットがあり、光コラボはそれができないデメリットがあります。

フレッツ光が遅い原因として、プロバイダー部分の問題で遅いという理論では、プロバイダーを乗り換えるのも手ですが、先程ご説明した通り、原因はそこではなく、プロバイダーを変えたところで今のフレッツ光に速度向上は望めません。

なので一社で効率化されている分、同様の品質ながら価格の安い光コラボがオススメなのです。

ただし、光コラボもフレッツ光と同様にボトルネックを抱えており、どの光コラボも従来の接続方法だと夜間の速度低下が著しくなっています。

なのでipv6(IPoE)に対応したプロバイダーの光コラボがオススメなのです。そして、価格もトップクラスで安く、ipv6の速さを全てのサイトに適応させるためのルーターを100円で貸し出ししているMEC光が一番のオススメというわけです。

まとめ

以上が、速度低下の著しいフレッツ光を早くする方法でした。

ボトルネックを回避できる新しい接続方法IPv6(IPoE)のIPv4 over IPv6を利用して、ぜひ快適な速度でインターネットを楽しんでください。 MEC光 はIPv6(IPoE)のIPv4 over IPv6をシンプルに、格安で利用できるのでオススメです。

SNSでもご購読できます。

   Wi-Fiの学校
   

コメントを残す

*